2023年9月25日
『漆作家 漆工房小小/篠原愛海さん』

漆の旅

漆との出会い

漆がどのような形で作られているかご存知ですか?
漆は漆の木に傷をつけたとき分泌する樹液のことだそうです。

そう話す篠原さんは、広島市立大学芸術学部在籍中に「漆」と出会いました。
大学の先輩が制作した漆の作品に魅了され、漆の世界へ。

漆塗り職人

大学卒業後は島根県の伝統工芸品である八雲塗を学ぶため松江市へ移住。漆塗り職人として5年修行した後、広島へ戻りました。

母校である広島市立大学へ戻り漆塗り箸の他にも、お椀やお猪口などたくさんの作品を制作されています。

天然の本漆を使用し、絵付をした後にもう一度漆を塗って磨きをかけることで落ち着きと深みのある雰囲気に仕上がるそうです。